久しぶりのDEX運用記事です。
今回は、DEX流動性提供で使用している通貨ペアを
ETH/USDCからHYPE/USDCに変更したら、かなり良い成績が出ている
という内容についてまとめます。
「DEX流動性提供って何?」という方は、先にこちらの記事を読んでいただくとわかりやすいです。

筆者は、NBAというツールを使用してUniswapでDEX流動性提供を行っています。
今年の3月頃までは、ETH/USDCペアでかなり好調に運用できていたのですが、4月頃から少し成績が落ち着き、月利2%台になっていました。
もちろん月利2%でも悪くはありません。
ただ、それまでは月利10%前後出ていた時期もあったため、
「そろそろ通貨ペアを見直した方がいいかも」
と思い、今回HYPE/USDCに組み替えてみました。
ETH/USDCの利益が落ち着いた理由
利益が落ち着いた理由として大きかったのは、
ETH/USDCの取引量が以前より落ち着いてきたことです。
DEX流動性提供は、ざっくり言うと、
DEXユーザーが取引する際に発生する手数料の一部を受け取る仕組みです。
つまり、取引量が多い通貨ペアほど、手数料収益のチャンスも増えます。
反対に、どれだけ有名な通貨ペアでも、取引量が落ち着いてしまうと、受け取れる手数料も少なくなりやすいです。
ETH自体はもちろん強い通貨ですが、今回の運用ではETH/USDCの手数料収益が少し落ち着いていたため、より取引量と流動性があるペアを探すことにしました。
HYPE/USDCに変更してみた
そこで選んだのが、
【HYPE/USDC】です。
HYPEは、分散型取引所Hyperliquidのネイティブトークン。
HYPEは、SageMasterでも以前から良い成績を出してくれていた銘柄だったので、個人的にもかなり注目していました。
実際にHYPE/USDCペアを見てみると、表示上の年利がかなり高く、
年利200〜400%台で表示されているタイミングもありました。
もちろん、これは常にその利回りが保証されるという意味ではありません。
ただ、単純に月利換算すると、
月利16%〜33%前後の水準
になるため、かなり魅力的な数字です。
気づくのが少し遅かったかもしれません。
ほぼ放置でで流動性提供を行ってくれるので、リサーチや分析を怠りがちになってしまうのは今回の反省点です。
NBA|HYPE/USDCの運用実況
ここからは、実際に6月に入ってからのHYPE/USDCの運用成績をまとめます。
NBAの表示上は年利で表示されているため、
年利を365日で単純割りして、日利換算しています。
今回の対象期間は、6月5日〜6月10日です。
6月5日〜10日の運用実績
- 6月5日:約1.73%
- 6月6日:約1.02%
- 6月7日:約0.74%
- 6月8日:約0.87%
- 6月9日:約0.66%
- 6月10日:約1.13%
6日間の合計は、約6.15%です。
6日間で約6%というのは、かなり良い結果でした。
もちろん毎日この数字が出るわけではありませんし、相場状況や取引量によって変動します。
ただ、ETH/USDCで月利2%台まで落ち着いていたことを考えると、HYPE/USDCに変更したことで、かなり収益性が改善した印象です。
6月5日

6月6日

6月7日

6月8日

6月9日

6月10日

元本別の利益イメージ
この「HYPE/USDC」の利益率で、実際どのくらいの収益になるのか。
あくまで単純計算ですが、元本別にイメージしてみます。
元本5,000ドルの場合
- 6月5日:約86.5ドル
- 6月6日:約51ドル
- 6月7日:約37ドル
- 6月8日:約43.5ドル
- 6月9日:約33ドル
- 6月10日:約56.5ドル
6日間の合計利益は、約307.5ドルです。
日本円換算では、約49,120円ほどになります。
元本10,000ドルの場合
- 6月5日:約173ドル
- 6月6日:約102ドル
- 6月7日:約74ドル
- 6月8日:約87ドル
- 6月9日:約66ドル
- 6月10日:約113ドル
6日間の合計利益は、約615ドルです。
日本円換算では、約98,400円ほどになります。
元本30,000ドルの場合
- 6月5日:約519ドル
- 6月6日:約306ドル
- 6月7日:約222ドル
- 6月8日:約261ドル
- 6月9日:約198ドル
- 6月10日:約339ドル
6日間の合計利益は、約1,845ドルです。
日本円換算では、約295,200円ほどになります。
※為替レートや相場状況によって日本円換算額は変動します。
なぜHYPEの流動性が高いのか?|暗号通貨を見るポイント
では、なぜHYPE/USDCはここまで取引量や流動性があるのか。
暗号通貨を見るときは、
- どれだけ取引されているか
- どれだけ多くの人が使っているか
- そのトークンに実需・信頼性があるのか
- 関連するサービスが成長しているか
を見ることがとても大切です。
HYPEは、分散型取引所であるHyperliquidのネイティブトークン。
結論から言うと、HYPEそのものだけが人気というよりも、
Hyperliquidというプラットフォーム自体が、分散型の無期限先物取引市場で大きな存在感を持っている
ということが大きな理由です。
つまりHYPEの強さは、トークン単体の話ではなく、
Hyperliquidという取引インフラの強さ
と深くつながっています。
Hyperliquidは分散型Perp市場で注目されている
Hyperliquidは、オンチェーンの無期限先物取引、いわゆる分散型Perp市場で注目されているDEXです。
これまで先物取引といえば、BinanceやBybitのような中央集権型取引所、いわゆるCEXで行うのが一般的でした。
しかしHyperliquidは、分散型でありながらCEXに近いスピード感と使いやすさを実現しているため、多くのトレーダーが利用するようになっています。
取引量が大きいということは、それだけ多くの資金が動いているということです。
そしてその結果、HYPE/USDCなどの取引ペアにも自然と資金が集まり、流動性が高くなりやすいです。
取引量が手数料を生み、HYPEの価値にもつながる
Hyperliquidが面白いのは、単に取引量が多いだけではありません。
その取引量から発生する手数料が、HYPEの価値にも関係している点です。
Hyperliquidでは、プラットフォームで発生した手数料の一部が、HYPEの買い戻しやバーンに関係すると言われています。
流れとしては、以下のようなイメージです。
Hyperliquidの取引量が増える
↓
手数料収入が増える
↓
HYPEの買い戻しやバーンに使われる
↓
HYPEの需要や希少性が高まりやすくなる
↓
さらに注目が集まる
このような好循環が生まれやすい構造になっています。
ここが、単なるミームコインや話題性だけで上がるトークンとの違いです。
HYPEには、Hyperliquidという実際に使われている取引所の成長が、トークン価値に反映されやすい仕組みがあります。
もちろん、必ず価格が上がるという意味ではありません。
ただ、取引量とトークン価値がつながりやすい設計になっている点は、HYPEを見るうえでかなり重要です。
暗号通貨の需要と価値
仮想通貨は、ただ「上がりそう」だけで判断する時代から、
「実際に使われているか」
を見る時代に入っていると感じています。
通貨単体ではなく、その背景にある需要もセットで見ることが大切です。
その意味でHYPEは、今後も注目しておきたい銘柄のひとつです。
そんな難しいことわからない!
という方も多いと思いますが、最近はさまざまなツールやAIが出来上がっています。
「最適なツールを選択して、いかにうまく活用するか」
ここが分岐点になってくると思います。
DEX運用のメリット
ここからは、実際にDEX流動性提供をしてみて感じているメリットとデメリットについてまとめます。
収益が「構造」によるもので、相場に依存しない
まず、DEX運用の大きなメリットは、
収益源が“仕組み”であることです。
DEX流動性提供は、簡単に言うと、
UniswapなどのDEXに流動性を提供して、DEXユーザーが取引する際の手数料を受け取る仕組みです。
一般的な投資のように、「安く買って高く売る」だけではありません。
世界中のDEXユーザーが取引してくれる限り、その取引手数料を収益源にすることができます。
つまり、価格予想だけに頼らない運用スタイルです。
キャピタルゲインとインカムゲインを両方狙える
もう一つのメリットは、
キャピタルゲインとインカムゲインを両方狙えることです。
通常のガチホでは、通貨の価格が上がるのを待つだけです。
これがキャピタルゲイン。
一方、DEX流動性提供では、通貨を保有しながら、
その間に手数料収益というインカムゲインを狙うことができます。
もちろん価格変動リスクはあります。
しかし、ただ保有しているだけではなく、保有している資産を使って手数料収益を狙えるという点は、DEX運用の大きな魅力だと思います。
Uniswapの強さ
NBAのDEX運用で使用しているDEXはUniswapです。
Uniswapは、世界最大級のAMM型DEXとして知られていて、歴史・流動性・対応チェーン・ブランド力があります。
公式アプリでも、Ethereum、Unichain、Baseなど複数ネットワークでのスワップに対応しており、DEXの代表格のような存在です。
利用者が多いということは、取引量も生まれやすいということ。
取引量がある場所に流動性を提供できれば、手数料収益のチャンスも増えやすくなります。
DEX運用のデメリット
もちろん、DEX運用にもデメリットはあります。
よく言われるのが、インパーマネントロスです。
インパーマネントロスとは、簡単に言うと、通貨価格が大きく変動したときに、ただ保有していた場合と比べて不利になる可能性があるリスクのことです。
特に、設定した価格範囲を大きく抜けてしまうと、自分が想定していた範囲で流動性提供ができなくなることもあります。
ただ、個人的にDEX流動性提供の一番のデメリットは、インパーマネントロスそのものよりも、
始めるまでの難しさだと思っています。
DEX流動性提供は仕組みが難しい
DEX流動性提供をするには、さまざまな設定や接続が必要になります。
ウォレットの接続、ネットワークの選択、通貨ペアの選定、価格範囲の設定、資金配分、ガス代、リバランスなど、初心者にはかなりハードルが高め。
さらに今回のように、運用状況を見ながら
「通貨ペアを変えてみる」
といった判断をすることもあります。
仕組み自体はとても面白いのに、最初のハードルが高い。
これがDEX流動性提供の大きなデメリットだと感じています。
初心者がDEX流動性提供でミスを減らす方法
DEX流動性提供は、設定や接続が複雑なため、
初心者がいきなり自分だけで始めるとミスが起きやすいです。
そのため、初心者がDEX流動性提供でミスを減らす方法として、
すでに環境構築されているツールを活用する
という選択肢があります。
AIツールなどでも同じですが、環境構築が難しい分野では、あらかじめ環境が整えられたツールを使うことで、ミスを減らして効率を上げることができます。
しかし、もちろん、ツールなら何でも良いわけではありません。
暗号資産やDeFiの世界には、詐欺まがいのものも多いので、
「誰が使っているのか」
「実績はあるのか」
「資金を預ける必要があるのか」
「仕組みが理解できるか」
をしっかり確認することが大切です。
私が使用しているツールや、実際のDEX流動性提供の運用実況についても共有しています。
気になる方や、詳しく知りたい方は、お気軽に公式LINEからご連絡ください。

まとめ|HYPE/USDCは今後も注目したいペア
今回は、DEX運用でETH/USDCからHYPE/USDCに変更した結果と、HYPEの流動性が高い理由についてまとめました。
今回のポイントは以下です。
- ETH/USDCの利益が4月頃から月利2%台に落ち着いた
- 理由の一つはETH/USDCの取引量低下
- HYPE/USDCに変更→6日間で約6.15%の結果
- Hyperliquid自体の取引量や成長がHYPEの注目度につながっている
- DEX流動性提供は、取引手数料を収益源にできる
- ただし、設定や接続が複雑。ツール活用でミスを減らす選択肢もある
DEX流動性提供は、価格予想だけに頼らず、
「みんなの取引手数料を収益源にする」
という面白い仕組みです。
仕組みを理解して活用できれば、暗号資産運用の選択肢としてかなり魅力的だと感じています。
今後も運用状況については、引き続き実況していきます。

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