2026年2月末、アメリカとイスラエルによるイランへの大規模攻撃。
この軍事行動は「2026年イラン戦争」とも呼ばれ、イランの核施設や軍事拠点を標的とした空爆から始まりました。
攻撃初日にイランの最高指導者アリー・ハーメネイー師が死亡。
民間施設にも被害が出ており、死者はイラン国内だけで1,300人以上と報じられています。
当然ながら、このニュースは世界の金融市場にも大きな影響を与えました。
株式市場が閉まっている週末、最も早く反応した市場が「暗号通貨市場」でした。
暗号通貨は【急落→回復】と急激な動きがありました。
そして今回の出来事は、
ある意味で「暗号資産のこれからの運用方法」を示す出来事にもなりました。
それがDEX(分散型取引所)への流動性提供、
いわゆる イールドファーミング です。
イラン戦争で暗号通貨市場は急落
2026年2月28日。
アメリカによるイラン攻撃のニュースが流れた直後、暗号通貨市場は急落しました。
ビットコインは、67,000ドル→63,000ドル。
さらに一時は、60,900ドルまで下落。
イーサリアムも同様に大きく下げ、1,841ドルまで急落。
この数時間で、
暗号資産市場から約1280億ドル(約19兆円) の時価総額が消えました。
レバレッジポジションの強制ロスカットも発生し、
清算額は 1億ドル以上 に達したと言われています。
さらにこの時、株式市場は週末で閉まっていました。
つまり、世界で唯一リアルタイムに反応した金融市場が暗号通貨市場だったのです。
HyperliquidなどのDEXでは、
原油・金・銀などの先物価格も動き始め、原油価格は 5%以上急騰。
戦争リスクが瞬時に市場にも浸透しました。
しかし暗号通貨市場はすぐに回復
ところがこの暴落は、長くは続きませんでしたね。
3月に入って暗号通貨市場は急回復しました。
ビットコインは、
60,900ドル→69,000ドル→72,000ドル突破。
イーサリアムは、6.5%以上上昇。
現在も地政学リスクが続く中で、
暗号通貨市場は比較的底堅く推移しています。
アナリストの間では、この回復の理由としていくつかの見方があります。
- 戦争長期化 の可能性→米の軍事支出増
→FRBの追加金融緩和期待でBTCが恩恵を受ける可能性 - 短期決着 → 安堵買い
- イラン国内のリヤル暴落でBTCへの資金流出が急増。
→暗号通貨が「制裁回避・資産防衛ツール」として機能
実際にイラン国内では通貨リヤルの価値が急落。
イラン最大の取引所NobitexからBTCの流出が700%増加しました。
これは多くの人が「国家通貨より暗号資産」を選んだことを意味しています。
暴落と回復の中でも利益が出ていた運用
今回の市場は「暴落→急回復」という激しい値動きでした。
従来の一般的な投資の構造はシンプルです
だからこそ、このようなニュースによって
「焦って売る」「焦って買う」という人が続出します。
ですが、当然「多くの人」が同じことを考えるため、
価格の急激な動きや、大きな波に飲まれてしまう。
しかし、この値動きの中でも 毎日利益を出した運用がありました。
それがイールドファーミング。
【DEX流動性提供】です。
DEX流動性提供とは?|なぜ急落の影響を受けなかったのか
これは、DEX流動性提供が「価格の上下を予測する投資」ではないからです。
この運用方法では、通貨価格が一定のレンジ内であれば、
それだけで「常に収益機会」になります。
DEX(分散型取引所)に資金を提供し、
そこで行われる取引の 手数料を収益として受け取る仕組み だから。
そもそも、「価格の差額」を狙っていない。
世界中のユーザーの「取引量」を狙っている手法なのです。
つまり
- 市場が下がる
- 市場が上がる
- レンジで動く
どの状態でも、取引さえ発生すれば手数料収益が発生します。
仕組みの詳しい解説はこちら
→ DEX流動性提供|イールドファーミングとは
戦争相場でも“収益”が出る理由
今回のような戦争や金融ショックが起きると、市場はむしろ 取引量が増えます。
なぜなら
- 恐怖で売る人
- 反発狙いで買う人
- 動きを狙ってトレードする人
が一気に増えるからです。
DEXは、ユーザー同士がプールを介して直接取引する仕組みなので、
取引が増えれば流動性提供者の手数料収益も増える構造になっています。
つまり、市場が混乱しているときほど収益機会が増える場合もあるのです。
イラン戦争下の相場におけるDEX流動性提供の実際の結果
筆者はDEX流動性提供によるイールドファーミングを行なっており、
イラン攻撃があった2月28日も、運用結果のリアルタイム実況を掲載しています。
以下がイラン攻撃があった28日前後のDEX運用実績実況です。
戦争・インフレ時代の資産運用|日本の現状
今回のイラン戦争を見ても分かるように、世界はますます不安定になっています。
遠い国の話ではありません。
ホルムズ海峡が閉鎖されて、「ガソリンがあげるかも」という懸念でもありません。
大々的に取り上げられていませんが、日本にもミサイルが配置されているのをご存知でしょうか。
「日本は安全」
本当にそうでしょうか。
食料自給率の低さ、日米関係・日中関係の変化。
いつ、食糧に困るか分からないのが現状だと言われています。
- 戦争
- インフレ
- 通貨価値の下落
- 金融危機
こうした時代では
「資産をどう守るか」が「自分や家族をどう守るか」に直結します。
そして今回の出来事は、暗号通貨が
- 24時間市場
- 国家を超えた“資産”
- 資産防衛ツール
として機能することを示しました。
中でも、DEX流動性提供のように「市場の上下に依存しない運用」は
資産運用・防衛のポートフォリオの1つ
として組み込んでおくべき手法だということを実感させられました。
DEX流動性提供を行なっている方法
今回のDEX運用では、ツールを使用して流動性提供を行っています。
操作や仕組みが複雑なDEX流動性提供は、
初心者には参入ハードルが高い運用手法です。
しかし、「アグリゲーター」という
DEX流動性提供の操作を簡略化するためのツールも登場しています。
私が使用しているのは、Next Blockchain Applications Limited。
通称 NBAと呼ばれるツールです。
このツールを使うことで
- 流動性提供
- レンジ設定・調整
- ポジション調整
などを自動化して運用しています。
詳しい内容はこちらの記事で解説しています。
→ 【NBAとは?DEX運用ツール解説】
DEX流動性提供や、アグリゲーター使用について
興味や質問がある方は公式LINEにご連絡ください。
実際に使用した上での運用状況や、システムについて
私にできる範囲で全て回答いたします。

まとめ|今後の資産運用には外せないDeFi
2026年イラン戦争によって
暗号通貨市場は、「急落→急回復」という大きな値動きを見せました。
しかしその中でも
DEX流動性提供では、取引手数料収益が発生し続けました。
これは「価格予想型投資」ではなく、市場そのものから収益を得る運用だったからです。
現在も、ホルムズ海峡封鎖やさらなるエスカレーションで原油高・インフレ再燃すれば、再びボラティリティが大きくなる可能性は残っています。
だから今後の資産運用において
などの仕組みを理解しておくことは、重要になってくるでしょう。





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